『「自分メディア」はこう作る!』を読んで
この本はちきりんさんのブログ「Chikirinの日記」について、
・なぜ、ブログじゃなくて"日記"なのか
・エントリを書くにあたってのちきりんさんのルール
・ちきりんさんの価値観
について書かれています.
中でも印象に残ったのは
★今日考えたことを文字にして書き留める.日記を書くためにネタを探すという発想はない.
・・・ちきりんさんはすでに40年弱、日記に書き続けているとのこと.しかも今日の出来事ではなく、考えたことを書くことを、ご飯を食べることと同じくらい自然な、日常の行為として行っているそう.
私も考えることを習慣化することが目標(そう、ブログを書くことが目標じゃないんだ)なのですが、つい順番が逆になっちゃうんですよね.改めて再確認しました.
★1つのエントリには1つのメッセージだけを伝える.ブログの起点は、「このことを伝えたい」というメッセージの発生.誰が読んでもわかりやすい文章.
・・・ちきりんさんのブログは、わかりやすい上に説得力があります.この本も育児休業中のボケた私の頭でも読み進めることができました.本の中に「難解な文章は理解できない、微妙なレベルの読解力の持ち主だった」という記載があります.おそらく一般人よりはずっと理解力がある方だ思いますが、そういった弱点を長所に転換する、という発想がここまでたくさんの人に読まれるようになった秘訣なのだろうと思いました.
その他のちきりんさんの優先順位のビビッドさも面白く、気持ちよく読むことができました.おすすめです.
◉「自分メディア」はこう作る!
大人気ブログの超戦略的運営記
2014.11.25 ちきりん著
週末の朝から…
先週末、郊外のイオンに行く機会がありました.朝10時すぎ(開店時間10時)に入ってびっくりしたのは人の多さと広さ.広さはいいとして、ほんの5分前に開店したとは思えない人の数…
さらにびっくりしたのは、ゲーセンで遊んでいる中高生や大人がかなりの人数いたこと.こちら開店したばかりとは思えないほどの熱狂ぶりです.中にはスロットをしている中学生と思われる子もいました.
この日イオンに行ったのは時間つぶしのためだったのですが、地図上で調べたところ、この地域にはイオンの他時間をつぶす商業施設がないのです.小さい商店もイオンを一歩出てしまえば全くなし.だからといって、週末の朝からゲーセンで過ごす中高生に違和感を覚えました.
私が感じた違和感は、
・ゲーセンにいた中高生(特にスロットをしていた子たち)は親からそれなりの額のお金をもらって遊んでいること
・その地域はイオンのゲーセン以外、中高生男子が気楽に行けるところがほとんどないこと
住む場所によって、どんな休日を過ごすか、お金を何に使うのかはずいぶん違うものなんだなあ、と今さらながら感じました.私は豊島区の繁華街(子育てにはまず向いてない場所…)で育ちました.あまり出身地は好きではありませんが、近くの池袋にリブロやジュンク堂があったことが救いでした.ジュンク堂の各フロアには椅子があり、購入前でもそこに座って本を読んでもOKでした.中には何十冊もの本を積み上げて読んでいる大人がいて、羨望の眼差しを向けていました.
私の中高生時代はインターネットなんてなかったので、歩いていける場所に大きな本屋さんがあるのはとても嬉しかったし、刺激的な場所でした.今はインターネットでいくらでも広い世界を見ることができ、そこになりたい大人が存在しているのかもしれません.しかし家の外に出て手軽に時間を過ごすときに選択肢が少なく、ゲーセンを選ぶことになってしまうのはあまりにも小さい子どもたちにとってどうなんだろう??と疑問に思ってしまいました.(今はプロゲーマーという職業もあるので一概に悪いとは言えませんが…)
住む場所は自由です.ただ子どもは住む環境を選べません。住む場所を選べるのであれば、自分が見たい風景、子どもに見せたい風景がある街に住みたいものです.親の目が届かないところで地域環境が子どもたちに与える影響を考えさせられる機会になりました.
おすすめ!大西泰斗先生のラジオ英会話
毎年年度末、翌年度の英語学習はどのラジオ講座でやるか選ぶのが風物詩になっている私.
今年から「一億人の英文法」で有名な大西泰斗先生がラジオ英会話を担当されています.とにかく飽きっぽい私がもうすぐ5月になる今、この番組だけは聞き続けることができています!超おススメです!
<おススメな理由>
★ネイティブスピーカーが英語を話すときの感覚をシンプルに説明してくれる
例えば受動態って学校で教わるとき、やたら難しいイメージを植え付けられませんでしたか?ラジオ英会話では「主語を説明しているだけ」という、核心をついた一言で終わりです.
★文型の重要性を教えてくれる
文型さえ整っていれば、他が適当でも今は通じるとのこと.文型、ないがしろにしてきたなあ。文型によって動詞の意味が変わるという点は、目からウロコでした!
★テキストの解説がめちゃくちゃ丁寧!
ラジオ英会話の内容は、高校までの英語を勉強してきた人であればテキストがなくても十分聞きとれると思います.でもテキスト、あった方が良いですよ。解説が丁寧で、大西先生の気合いと愛情を感じます.
今はラジオをスマホアプリで簡単に聞くことができますし、先週1週間分を次の週に復習のため聞くこともできます.テキスト代も月500円しないという安さ!ぜひ聞いてみて下さい^ ^
専業主婦は肩身が狭い?
今年のはじめに出産した友人(今は専業主婦)とやり取りしていたところ、保健所の母親学級に参加していたお母さん達が皆早めの仕事復帰を考えていて、肩身の狭い思いをしたと言っていました.
私も仕事復帰を考えている一人.ただ、地域の事情により、普通に共稼ぎなだけでは保育園に入れない様子.無認可の保育園に10万以上(園によっては13万とか17万とか…👀⁉️)払うのが普通だよ、とさらりと同じマンションのお母さんに言われ、どうすべきかと思っていたところ、短時間勤務で働くより雇用保険の育児休業給付をもらっている方が手取りが多いことが分かったので、主人と相談の上、無認可に入れずに家の近くの保育園に入れるまで休むことに決めました.
かくして、私は育児休業期間限定専業主婦となるわけですが、今回は専業主婦が得るもの・失うものを考えてみたいと思います.ここでいう専業主婦は子どもを持つ女性とします.
★得るもの
・子どもの成長を日々見ることができる.子どもの「初めて」に気づける
・子どもとたくさんの時間を共有できる
・児童館等で地域の大人、子どもたちと触れ合う時間を多く作ることができる
・地域に詳しくなれる(子どもと一緒に散歩するので地域の小さいお店等に詳しくなる)
★失うもの
・自分の収入
育児休業給付は、もらい始めから半年は元の給与の2/3、残りの1年半は半分.その後は0になります.
・自由な時間
常に子どもとセットになるので自分だけの時間はほぼナシ.
・仕事についてパートナーと理解し合うこと
専業主婦になると、日常生活の大変だ思う点について、パートナーとの共通事項がほぼなくなります.そうなった時、お互いを理解することはなかなか難しいのでは…
・パートナーとの対等な立場
育児休業中は、子育てをしているので休暇ではないのですが、外で働いているパートナーと比べればラクってことになるのかな、と自分は考えてしまう.
・安定した生活
パートナーが健康な状態で働き続ける保証はないので、事情によりパートナーの収入が少なくなった場合、生活が立ち行かなくなる可能性がある.
結論としては、失うものの方が圧倒的に多く、専業主婦は肩身狭いよね、となってしまいます.ただ、私の友人は以前ライターをやっており、今もそのサイトの閲覧回数によって月に3万程度の収入があるそう.
これだ!って思いました.専業主婦になっても数年後にいくらかでも収入があるような今を過ごすことが何よりも大事!
この件については橘玲さんの『専業主婦は2億円損をする』を読んで、改めて感想を書きます.
ブログを始めます、その理由
昨年10月に出産し、育児休業中の主婦です.娘は今日でちょうど6か月になりました.
子どもを授かってから、親としてどうありたいかを考えるようになりました.今考えているのは以下の3つ.
1★大事なことを決めるとき、
「私はこう思う」と子どもに語りかけられる親でありたい.みんながやってる、ルールがこうなってる、一般的にはこうだ、というようなことを理由として子どもを説得しようとする親にはならないようにしよう.
2★意見を言うとき、
娘の話をしっかり聞いて、私の意見を伝えたい.いろんな立場の人がいるから一概には言えないよね、という意見で逃げるような親にはならないようにしよう.私はしっかり人の話を聞くのが苦手.これも克服したい.
3★いつもキレイにしているお母さんでいたい.私はお母さんとして存在するだけでなく、ひとりの女性であることも忘れないようにしたい.
1と2は、私の両親が世間体を気にする人たちで、私は常々納得がいかないと思ってきました.それが反面教師になっています.自分で考えた言葉を言えるようになりたい.今の自分は残念ながら、考えることをサボっています.ブログを書くことで、日々の生活の中で目に留まったもの、ひっかかったことについて調べて考えて、ここの場所で意見を表明したいと思います.
考える訓練としてこのブログを活用していきます!