専業主婦は肩身が狭い?
今年のはじめに出産した友人(今は専業主婦)とやり取りしていたところ、保健所の母親学級に参加していたお母さん達が皆早めの仕事復帰を考えていて、肩身の狭い思いをしたと言っていました.
私も仕事復帰を考えている一人.ただ、地域の事情により、普通に共稼ぎなだけでは保育園に入れない様子.無認可の保育園に10万以上(園によっては13万とか17万とか…👀⁉️)払うのが普通だよ、とさらりと同じマンションのお母さんに言われ、どうすべきかと思っていたところ、短時間勤務で働くより雇用保険の育児休業給付をもらっている方が手取りが多いことが分かったので、主人と相談の上、無認可に入れずに家の近くの保育園に入れるまで休むことに決めました.
かくして、私は育児休業期間限定専業主婦となるわけですが、今回は専業主婦が得るもの・失うものを考えてみたいと思います.ここでいう専業主婦は子どもを持つ女性とします.
★得るもの
・子どもの成長を日々見ることができる.子どもの「初めて」に気づける
・子どもとたくさんの時間を共有できる
・児童館等で地域の大人、子どもたちと触れ合う時間を多く作ることができる
・地域に詳しくなれる(子どもと一緒に散歩するので地域の小さいお店等に詳しくなる)
★失うもの
・自分の収入
育児休業給付は、もらい始めから半年は元の給与の2/3、残りの1年半は半分.その後は0になります.
・自由な時間
常に子どもとセットになるので自分だけの時間はほぼナシ.
・仕事についてパートナーと理解し合うこと
専業主婦になると、日常生活の大変だ思う点について、パートナーとの共通事項がほぼなくなります.そうなった時、お互いを理解することはなかなか難しいのでは…
・パートナーとの対等な立場
育児休業中は、子育てをしているので休暇ではないのですが、外で働いているパートナーと比べればラクってことになるのかな、と自分は考えてしまう.
・安定した生活
パートナーが健康な状態で働き続ける保証はないので、事情によりパートナーの収入が少なくなった場合、生活が立ち行かなくなる可能性がある.
結論としては、失うものの方が圧倒的に多く、専業主婦は肩身狭いよね、となってしまいます.ただ、私の友人は以前ライターをやっており、今もそのサイトの閲覧回数によって月に3万程度の収入があるそう.
これだ!って思いました.専業主婦になっても数年後にいくらかでも収入があるような今を過ごすことが何よりも大事!
この件については橘玲さんの『専業主婦は2億円損をする』を読んで、改めて感想を書きます.