『「自分メディア」はこう作る!』を読んで

この本はちきりんさんのブログ「Chikirinの日記」について、

・なぜ、ブログじゃなくて"日記"なのか

・エントリを書くにあたってのちきりんさんのルール

・ちきりんさんの価値観

について書かれています.

 

中でも印象に残ったのは

★今日考えたことを文字にして書き留める.日記を書くためにネタを探すという発想はない.

 

・・・ちきりんさんはすでに40年弱、日記に書き続けているとのこと.しかも今日の出来事ではなく、考えたことを書くことを、ご飯を食べることと同じくらい自然な、日常の行為として行っているそう.

私も考えることを習慣化することが目標(そう、ブログを書くことが目標じゃないんだ)なのですが、つい順番が逆になっちゃうんですよね.改めて再確認しました.

 

★1つのエントリには1つのメッセージだけを伝える.ブログの起点は、「このことを伝えたい」というメッセージの発生.誰が読んでもわかりやすい文章.

 

・・・ちきりんさんのブログは、わかりやすい上に説得力があります.この本も育児休業中のボケた私の頭でも読み進めることができました.本の中に「難解な文章は理解できない、微妙なレベルの読解力の持ち主だった」という記載があります.おそらく一般人よりはずっと理解力がある方だ思いますが、そういった弱点を長所に転換する、という発想がここまでたくさんの人に読まれるようになった秘訣なのだろうと思いました.

 

その他のちきりんさんの優先順位のビビッドさも面白く、気持ちよく読むことができました.おすすめです.

 

◉「自分メディア」はこう作る!

大人気ブログの超戦略的運営記

2014.11.25 ちきりん著

文藝春秋